Photogenic Notting Hill Walk - フォトジェニックなノッティングヒルさんぽ
Let’s take a photogenic walk in Notting Hill, one of the most “instagramable“ towns in London!
ロイヤルガードテディ・クッキーを案内役に
フォトジェニックなノッティングヒルさんぽへ出かけませんか?
Photogenic Notting Hill Walk With Royal Guard Bear Cookie
ロンドンに暮らして4年、ノッティングヒルに越して2年になります。ロックダウン後の日課となった家族でのお散歩のおかげで、この街には本当に可愛らしいフォトジェニックな場所がたくさんあることを知りました。
きょうご紹介するコースは、この記事の公開日にインスタライブで実際に歩いています。
ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました!
ノッティングヒル駅から出発して、ポートベッロ通りを起点に、はずせない名所に加えて、わたしのお気に入りスポットに寄り道しながら歩きます。可愛いお菓子好きにはたまらない「Biscuitters」がゴールです。
街の写真はすべて2020年7月21日に撮影したものです。ノッティングヒルのいまの様子が伝わり、お散歩気分を味わっていただけたら嬉しいなと思っています。
さらに、これからご紹介するスポットをこちらのGoogle Map にまとめました。プランニングの一助となればうれしいです(世界中の方が気兼ねなくノッティングヒル散歩できる日が一日も早くきますように)。
今日は案内役に、ロイヤルガード・テディのアイシングクッキーもご用意しました!ユニオンフラッグをかついで張り切っております♪
では、かわいい近衛兵と一緒にノッティングヒルさんぽ、出発しましょう!
Details of the walking route
notting hill gate station
ロンドン交通局のシンボルを、まずはぱちり。シンプルで機能的ですよね。以前ユニオンジャックがテーマのピクニックパーティーでも、モチーフに用いましたが、このシンボルが入るとロンドンらしさがぐっと出るなぁと感じます。
ここから南北に走るペンブリッジロードを北へ歩いていきます。
Amorino / Portbello Ristrante
Amorinoは、天使の看板が目印のジェラート屋さんです。チェーン店ですが、重たい粉物やあま〜いどっしりしたお菓子が多いイギリスの甘いもの事情の中、日本人の口にも合うちょうどよい甘さでさっぱり食べられます。私はバニラ、ラズベリー、マンゴーが好きです♪
そこから少し先の二股に分かれる地点にある「Portbello Ristrante」というイタリアンレストランは、ランチにもディナーにもおすすめです。実はノッティングヒルはイタリアンレストラン激戦区なのですが、その中でもお気に入りの一店です。魚介のパスタが有名ですが、ローズマリーのロースとポテトのピザや、ズッキーニの花の一品料理など、アラカルトも含めはずれがありません。
ポートベッロロードへむかう、このほんの少しの間にも、こんなにかわいいお家がありますよ。
row of colorful houses@Portobello Rd
ノッティングヒルといえば、一番に思いつくのがパステルカラーのタウンハウスという方も多いのではないでしょうか。ポートベッロ通りに入ると、探す間もなくすぐに現れてくれるんです。どの家も、壁とドアの配色が絶妙なので、いまでも通るたびに足を止めて眺めています。
特に最初の写真のお家がお気に入りです。前庭のアジサイと壁の色、ドアの色すべてのバランスが大好きで、ほぅっと見とれてしまいます。
このタウンハウス群の前庭は、どのお家もほんとうに素敵に季節の花々やグリーンで彩られています。全部の花がいっぺんに咲いてるんじゃないか?と常々疑うイギリスの夏は、ここを訪問するのに特に良い時期かなと思います。
Blue House With Red Rose
カラフルなタウンハウス群が途切れたとおもったら、すぐに右をみてください。伸びる小路の先に、本当は絵なんじゃないかと思うような愛らしい組み合わせのお家があります。
とにかくこれは一見にしかず。パステルブルーの壁に真っ赤なバラがつたい、真黒なドアには金獅子のドアノッカー、FAV!
Alice’s
おさんぽ案内役が焼きもちをやきそうですが、ロンドンでくまといえば、やっぱりパディントンでしょう!「Alice's」は映画「パディントン2」にアンティークショップとして登場するお店です。ポートベッロ通りに並ぶ沢山のお店の中でも特に目を引く真っ赤なお店に、ユニークなディスプレイが楽しいですね。
row of colorful houses@Denbigh Terrace
ここからしばらくポートベッロ通りからそれて、寄り道します。Alice'sの先を右手に曲がると、また可愛らしいカラフル・タウンハウスが目に飛び込んできます。
こちらは先のものとは違い、一階が地上よりすこし高い位置にあり、その部屋へ向かう外階段があります。
一階の通りに面する窓には、アイアンフレームのウィンドウボックスがついています。その中に季節の寄せ植えが飾られていたり、どの家も歩く人の目を楽しませてくれます。
My fav! Westbourne Grove
カラフルなおうちを愛でつつ進み、つきあたりを左に曲がり坂を下ります。すぐに交差する通りが、私がノッティングヒルで一番大好きなウェストボーン・グローブです!
まずは分離帯にあるエメラルドグリーンのお花屋さん「Nikki Tibbles Wild at Heart」。建物のかわった形を利用して、三角形のとんがった部分でお洒落に花や植物をディスプレイしています。鉢もシャビーシックな感じがたまらなくツボです。キャンディの包み紙みたいなジョウロも好き。
道路を渡ると、ヴィーガンカフェやイタリアンなセレクトショップが並ぶ中、これもまた愛してやまないオーガニックマーケット&カフェ「Daylesford」があります。
Daylesfordはコッツウォルズに本店というか本農場があり、肉や乳製品、野菜などの生鮮食品から、ジャムやスパイス、紅茶などほんとうにいろんなものを自社ブランドで展開してます。ロンドン内に数店舗あるのですが、ノッティングヒル店は一番賑やかで品数が充実している印象です。テイクアウェイ専用のデリも、人気のサラダやサンドイッチ、スコーンなどはそうそうに売り切れるので、美味しそうだなと思ったら即決がおすすめです♪
さらにこの通りには、Max Mara Weekend、Maje、Sandroといった大好きなお洋服屋さんもあり、反対の通りにはお洒落なベビー&キッズショップBontonやMini Rodiniまであるものですから、私の中のノッティングヒル通りランキングNo.1に輝いています!
the union jack door
さて、大好きなウェストボーン・グローブで休憩やお買い物をしたら、交差点を左に曲がり、インスタ界隈ではとても有名なあのドアを目指します。
途中にある、地中海・中東系デリ&レストランOttolengiでサラダや小さな焼き菓子(とはいえ日本人には大きいサイズ)をテイクアウェイするのもおすすめです。
Ottolenghiはノッティングヒルに越す前からよく通っているお店で、こちらをきっかけに地中海・中東地方の料理が大好きになりました!大皿にどーっんと盛られた色鮮やかなサラダたちはエキゾチックな味付けで、あまりなじみのない野菜も沢山食べられます。窓辺にずらりと並んだケーキや特大メレンゲの山は、そのプレゼンテーションも素晴らしいです。焼き菓子類は重めですが英国平均ほどではなく(特にイギリスの田舎のカフェと比べればフェザーライトといってもいい笑)、レモンのポレンタケーキやキャロットケーキは日本人ファンも多いですよ。
Ottolenghiをでて少し進むと、左手にあのドア発見!
手前の緑がわさわさしているので、ドア自体は派手なのに見落とすかもしれません。左手の家々を眺めつつ歩くとよいかも。
まさにユニオンジャックそのものです。となりの壁が淡いブルーグレーなおかげで、インパクトが良い感じに抑えられてまとまりがいいなと感じます。
Pink Door With Lion Knocker
ユニオンジャックドアを見つけたらUターン!角を曲がってロンズデールロード(Lonsdale Rd)へ入ります。この通りには、ノッティングヒルの数あるカラフルなドアの中でも一番好きなこが立っているんです。
明るくきれいなフーシャピンクのドアに、なんと金獅子のドアノッカーがついています!可愛すぎる組み合わせに、最初に見つけたときは二度、いや三度見くらいした記憶があります(笑)。
実はこの通りはピンクが沢山。ほかにも可愛いドア&パステルピンクのビートル(♡♡♡)があるので、ご紹介します。お越しの際は、ぜひ探してみてくださいね。
さてさて、寄り道はこの辺にして、このまま西へ直進してポートベッロロードへ戻りましょう。
Portobello Rd
GAIL'sは、ちょうどポートベッロロードに戻ったところにある、おすすめのパン屋さんです。ハードパンや、日本人の好みにも合うサンドイッチやしょっぱい系のスコーンなどをイートインできるので、ノッティングヒル観光中の軽いランチや小休憩におすすめです。この通りにはほかにも数店パン屋さんがありますが、わたしはここが一番すき。
マーケットを楽しみつつ通りを北進すると、Electric Cinemaが左手に建っています。このブログを書いている7月21日現在まだ休館中ですが、看板のコロナウィルスへのメッセージに、映画ファンは勇気づけられるでしょうね。
さらに進むと、ジンがお好きなら必ず訪れたいジンバー、The Ginstituteが見えてきます。こちらは看板というか壁一面が、古い本の表紙のような凝ったデザインになっています。有名なフォトスポットのひとつですね♪
Ginstituteの交差点を西へ曲がりブレンハイム・クレス(Blenheim Cres)へ入れば、もうゴールは間近です!
と、その前に、ほかにもポートベッロロードの様子をご紹介。コロナ対策が緩和して、つい最近ノッティングヒルのパブやレストランも本格的に再開しました。マーケットにもいろんなタイプのストールが戻ってきて、以前の姿に戻りつつあります。
The Notting Hill Book Shop
こちらは詳しくご紹介するまでもないほど有名な、「ノッティングヒルの恋人」のモデルとなった本屋さんです。ウィンドウに並ぶ、その時のテーマに合わせて選ばれた沢山の本を見るのが楽しみで、また変わったかな?とよく前を通ります。今は夏のセール品が並んでいますが、クリスマスやイースターの時期は特にわくわくする素敵なディスプレイになりますよ。
こちらの本屋さんのお隣さんは、わりと最近できたドーナッツ専門店Doughnut Timeです。ミントグリーンの可愛いお店に、大きいトッピングがたっぷりのった、大きいドーナッツがずらりと並んでいます。「あなたのインスタフィードをよりポップに!」とサイトで謳うだけあり、盛り盛りデコがかわいいです。スニッカーズ三昧等、甘党フレーバーが多いのですが、レモンやラズベリー、クリームチーズなど酸味のあるものが入ったフレーバーは、見た目に反して(笑)美味しくいただけるのでお試しあれ。
ドーナッツ屋さんを通り過ぎたら角を左(南)へ曲がれば、いよいよ最後のスポットです。
Biscuitters
ついに到着したBiscuittersは、可愛いお菓子が好きなら、可愛いパッケージが好きなら、ぜったいに来てほしいアイシングクッキーのお店です。
わたしは洒落たデザインの箱に目がないので、ここの箱は全種コンプリートしたいと常々思っています(笑)。何よりも、外観がまるでイラストのようなデザインになっていて、本当にかわいいの一言!
定期的にかわるウィンドウの大きなアイシングクッキー・ジオラマ(?)も楽しいですよ。
An Extra Cut…
冒頭でも触れましたが、今回のお散歩ルートはインスタライブでシェアさせていただきました。
この初めてのライブ配信は、パリにお住いのウェディング・ヘアスタイリストであるJunkoさん(Junkoさんのインスタはこちら♪)からのお声がけで実現しました。わたし自身のパリでの結婚式以来のご縁で、仲良くしていただいています。
人気ヘアスタイリストとしてご多用ななか、そしてコロナ対策が緩和したとはいえまだ様々な面で大変な状況下で、様々なアーティストとコラボして、定期的にインスタライブを配信していらっしゃいます。
とても素敵な活動だなぁと感心するとともに、新しいチャレンジの機会をくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました!
Credits
パーティースイーツ( Birthday Cake, Cookies, and Desserts ):CouCou Natsuha
フォトクレジット( Photos ):CouCou Natsuha
“This is my best birthday ever“ - Peppa Pig