Rhubarb Crumble Cupcake - ルバーブクランブル・カップケーキ

How did you start your long weekend? Mine was home baking with the British classic red one.
イギリスの大定番、ルバーブクランブルをカップケーキに仕立てました。

Rhubarb Crumble Cupcake

The lovely red rhubarbs - both fresh and puree - in cupcakes, topped with creamy vanilla crème mousseline and crumbles.

The lovely red rhubarbs - both fresh and puree - in cupcakes, topped with creamy vanilla crème mousseline and crumbles.

イギリスの春から初夏にかけて出回る、鮮やかな赤いルバーブは、渡英して初めて知った野菜です。セロリのような見た目ですが、味は全く異なり、とーっても酸っぱい!現地の方はこの酸味を「tart」と表現することが多いです。

その昔この野菜を初めて食べた人は、シャープな酸味がきっとお菓子に生かせる!と思ったのでしょうか?お砂糖を加えてジャムにしたり、さくさくのクランブルにたっぷりのカスタード・ソースをかけて食べるルバーブ・クランブル、相性抜群のショウガと合わせて焼きこんだパウンドケーキなど、イギリスにはルバーブを使ったお菓子が沢山あります。

毎週頼んでいる季節のお野菜便に入ってくるようになったので、酸っぱいのが苦手な息子にも食べやすいよう、いつものカップケーキをルバーブクランブル仕立てにしてみました。

Details of the sweets

cupcakes

rhubarb-15.jpg

スポンジ生地には、新鮮なルバーブを沢山いれよう。型に入れるとき、ルバーブがちょっと邪魔、くらい沢山いれるのが私は好きです♪ベーキングパウダーや重曹を使わずに具沢山にする場合は、バターをしっかりホイップ(倍量になるまで!)する製法がおすすめです。

rhubarb-6.jpg

しっかり冷めたら、ルバーブピューレを真ん中に隠します。

さて、ルバーブクランブルがテーマですから、加えて必要なものはクランブルとカスタード。

rhubarb-23.jpg

今日はクランブルは簡単に、すべての材料をFPにががっとかけて焼いただけ。カスタードは、クレーム・パティシエールをそのまま使っても美味しいと思うけど、一工夫。カップケーキらしく、ホイップバターを加えてクレーム・ムースリーヌを使ってみることにしました。

フレッシュルバーブを焼きこんだカップケーキのうえには、ルバーブクランブルになみなみと注ぐカスタードソースのように、たっぷりと絞り出されたカスタードベースのクリーム。てっぺんにはちょんとルバーブピュレをのせて、クランブルを忘れずにふりかけましょう。

rhubarb-19.jpg

ぱくっと食べると、スポンジ、柔らかくじゅわっとしたルバーブ、そして真ん中に仕込んだルバーブピュレがひとつになって、とてもよく合います♪

クレーム・ムースリーヌは甘さ控えめで作ったのですが、ルバーブを沢山仕込んであったので、クリームは多少甘目のほうが相性がいいかなと感じました。

rhubarb-27.jpg

An Extra Cut…

デコレーション、今になってちくちくと後悔しています。写真ではクリームのてっぺんにルバーブピュレをのせまていますが、おそらくクリームといっしょに絞り出したほうがきれいでしたね。お夜食におにぎりを用意したときから、練梅(!)のように見えてしまって仕方がないのです。ここまで読んでくださった方も、もう練梅にしか見えないことでしょう(笑)。


Credits

パーティースイーツ( Birthday Cake, Cookies, and Desserts ):CouCou Natsuha

フォトクレジット( Photos ):CouCou Natsuha